島郷四国八十八ヵ所霊場の第八十八番札所をご紹介します。
第八十八番札所は、若松区にある頓田(とんだ)貯水池の東側にある山の中腹にあります。
周辺は木々に囲まれた鬱蒼とした空間でして、真昼でも薄暗い感じの場所です。
札所のお堂以外にも、地元の名士の石像や古い石碑などの史跡もありまして、神聖な場所という感じがしました。
最新参拝日:2023年2月中旬
島郷四国霊場の札所一覧はこちらです。
島郷四国八十八ヵ所霊場 第八十八番札所の場所
場所は、北九州市若松区小竹にある山林の中腹になります。
近くにあります白山神社の参道の脇に、第八十八番札所はあります。
県道277号線から向かうことになりますが、現地まではかなりの坂道を登らなければなりません。
周辺マップです。
地図内のお堂マークの場所が札所になります。入口(★マーク)は2つありますので、お好きなほうからお入りください。
島郷四国八十八ヵ所霊場 第八十八番札所の情報
入口から入りますと、奥のほうにお堂があります。
第八十八番札所です。
札所の看板です。
周辺には、島郷四国霊場の祖である香山弥次郎重治の石像や朝鮮鐘と刻まれた石碑など、いくつか史跡がありました。
鐘は見当たりませんでした。昔、ここには安養寺というお寺があったそうですので、鐘はその名残なのでしょうか。詳細は不明です。
札 所 情 報
場所 | 北九州市若松区小竹にあるお堂 |
---|---|
御本尊 | 阿弥陀如来 |
アクセス | 内小竹公民館から約500m(徒歩約15分)※急坂あり |
アクセス (車) |
付近に駐車スペースなし |
アクセス (公共) |
「北九州市営バス:内小竹公民館前」から約500m (徒歩約15分)※急坂あり |
最新参拝日 | 最新参拝日:2023年2月中旬 |
まとめ
第八十八番札所の脇の道を北方面に向かいますと、途中に沖津宮の遥拝所や首なし地蔵があります。
首なし地蔵のあたりが峠で、そこから先は激急坂を下って響灘方面に出ることができます。
過去、2度(一度は南から北へ、もう一度は北から南)ほど通ったことがあります。もちろん愛車(自転車)とともに通りました。
自転車に乗って登ることは無理だし、下るときも乗ったままだとあまりに急すぎて無理でした。
昔は祭事に使われていた道だったという情報がありますので、機会があったら詳しく調べてみたいと思います。
島郷四国霊場の札所一覧はこちらです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
(参考文献)
(1) 島郷四国霊場&若松探訪 若松史Ⅲ
(2) 筑前若松島郷四国霊場開基430年記念誌
※どちらも若松図書館で閲覧可能です
(3)北九州の史跡探訪(増補・改訂版)
コメント